
伊豆シンフォニー・レッド プレミアム2023
- ヴィンテージ
- 2023
- 受賞部門
- 欧州系品種 赤
- 販売価格
- 7,800円(税別)
- 販売期間
- 9月発売
2026年7月、山梨県で開催された「日本ワインコンクール2026」。
シャトーT.Sの「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2025」が金賞に輝きました。

伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2025
伊豆メルロー2024
4種のワイン
中伊豆ワイナリー シャトーT.Sでは、2026年7月に山梨県で開催された「日本ワインコンクール2026」において、「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2025」が金賞を受賞。「伊豆メルロー2024」は銀賞、さらに4種のワインも銅賞を受賞いたしました。今年の受賞は、栽培家と醸造家の長年にわたる苦労と挑戦が認められた、嬉しいものとなりました。

金賞をいただきましたソーヴィニヨン・ブランは樹勢(樹が成長する勢い)が強く、栽培から十数年たっても小さな実が数房しかならなかったことから、「伊豆の土壌と気候では育たない品種ではないか」と判断され、栽培中止も検討されていました。
しかし、栽培家 塩谷が再度チャレンジし、樹勢を抑えるための根切りや樹間の変更、剪定の工夫などの試行錯誤を繰り返し、実らせることに成功。安定した収量を確保できるまでになり、2021年に初めて単品種ワインとしてリリースしました。
その後もより高品質を求め、香り成分を守るための「ボルドー液を使わない栽培」、そして最も香り成分が多くなる真夜中に収穫する「ナイトハーベスト」も実施。最もポテンシャルの高い状態で収穫しています。

「ナイトハーベスト」と「スキンコンタクト」により香り・味わい成分をしっかりと抽出しました。外観はクリアで薄い麦藁色。ライム、オレンジピール、エストラゴン様のハーブ、桜餅、コリアンダー用のスパイスなどの香りが複雑に混在します。味わいは、柔らかく伸びやかで爽やかな酸が全体を支配しながらも、甘味もしっかりと追従する一杯です。

醸造を手掛けた水野は「ソーヴィニヨン・ブランはとにかく繊細」と語ります。その繊細さと向き合いながら、丁寧に、そして慎重に香り成分を守る仕込みを行いました。最大の敵は「酸化」。すべての作業工程において密閉した環境下で空間を炭酸ガスで満たし、酸化を防ぎながら香り成分の抽出に重きをおきました。
ベントナイト清澄での難しい調整も成功し、繊細な香りを損なうことなく仕上げています。
メルローもまた、伊豆の栽培には長い挑戦の歴史がありました。2019年の台風による晩腐病で収量が1/3まで落ちた経験から、「雨と戦うのではなく、雨を受け入れる」という発想の転換が生まれました。
色付きを向上させるため、ひと房ひと房を手作業で段階的に角度を変え、さらに十数名体制の「選果隊」を組んで徹底した選果を行っています。仕込みではバイブレーター選果台を使用し、3日間のコールドマセラシオン、2種類の酵母で仕込んだワインのブレンドを行うなど、丁寧な工程を重ねました。

欧州系品種 赤 部門

外観は中程度のルビー色で、粘性はとても強く感じられます。スモークベーコンのような強い燻香と、高カカオチョコレート等のやや強めの樽香が特徴です。カシスやブラックチェリーといった黒果実、カラメル様の甘い香りが現れ、樽や熟成由来の香りと果実・発酵由来の香りが混ざり合い、複雑でいて華やかさを持ちます。味わいは少しの甘さと程よい渋味があり、余韻は長く続きます。





一度は伊豆での栽培を諦めかけた品種でしたが、この土地でできることを一つずつ考え、栽培方法を見直してきました。今回の受賞は、伊豆の気候を否定するのではなく、この土地に合った育て方を探し続けてきた結果だと感じています。

ソーヴィニヨン・ブランは非常に繊細な品種です。ぶどうが持つ香りを守るため、収穫後から仕込みまで、酸化を防ぐことを徹底しました。伊豆で育ったぶどうのポテンシャルを、ワインとして表現できたことをうれしく思います。
今回の受賞を記念し、中伊豆ワイナリーでは、受賞ワインをより多くのお客さまにお楽しみいただける企画を予定しています。
金賞・銀賞受賞ワインの飲み比べ
受賞記念ワインセットの販売
受賞ワインメーカーズディナー
※ 詳細は、公式Webサイトおよび中伊豆ワイナリー公式SNSで順次お知らせいたします。
伊豆半島の温暖で雨の多い環境から、「世界に通用するワイン造り」を目指して。ぶどうに寄り添った栽培と、そのポテンシャルを最大限に引き出す技術で、伊豆らしさを表現したワイン造りに励んでまいります。